と、明らかにげんなりした表情のパパ太郎。
こいつを並べた瞬間のことだ。

まぁ、確かに見た目は貧相だけど。
でもでも、今日のししゃもは、ひと味違う。
なんたって、魚焼きグリルじゃなくて、フライパンで焼いているのだ。
ついでに言うならば、にんにくとバターとしょう油を使ってるのだ。
大丈夫、今日は美味しいから。
と言ってみても、パパ太郎の表情はさえない。さえないどころか、箸をつけようとさえしない。食事も中盤をすぎ、後半にさしかかっても、まだししゃもは出した時の姿のまま。
残ったら、明日の昼食にでもするか。
そうは思うものの、やっぱり何だか面白くない。だから、もう一度言ってみた。
とにかく、ひと口でいいから食べてみて。それでダメだったら、それはそれで仕方ないから。
やっとのことで箸をのばすパパ太郎。
頭からししゃもをカプリ。
……。
……、……。
(^O^)美味しいよ!!
いいよ、これ。いつものより全然いい!
だから、美味しいって最初から言ってるじゃないか。
(ーー;)
と思いはしたものの、まっ、喜んで食べているんだからいいか。
それにしても、あれだな。
料理も人も、見た目で判断しちゃいけないな。
特に最近は、世の中ややこしいからな。
豆腐がオリーブオイルとコラボしたり、納豆がカレーにのっかったり、何が美味しくて、何がまずいのかなんて、食べてみるまでわかりゃしない。
もっとも、その意外性が楽しかったりもするのだけれども。
でも、人間だけは。
善人は善人、悪人は悪人の顔をしていて欲しいよな(^_^;)